文例集

年賀状の文例

年賀状の文例
季節の挨拶場面: 年始の挨拶更新日: 2026年3月27日
場面: 年始の挨拶
関係性: 様々な関係性

いつ、誰に送る?

年賀状は 1月1日(元日)に届くよう 送るのが基本です。12月25日までに投函すれば、郵便局が元日配達を保証してくれます。

遅れてしまった場合も、1月7日(松の内)までは「年賀状」として出せます。それ以降は「寒中見舞い」に切り替えましょう。

送る相手の目安

相手 送るべき?
直属の上司・役員 必須(ビジネスマナーとして)
日頃お世話になっている取引先 基本的に必要
同僚・後輩 関係性による、任意でよい
友人・知人 任意
親族 普段の交流次第

喪中の相手には年賀状を送らないのが原則です。喪中はがきが届いたら「寒中見舞い」に切り替えてください。


文例集

上司・目上の方へ

謹賀新年。

旧年中は格別のご指導を賜り、誠にありがとうございました。 おかげさまで充実した一年を送ることができました。

本年もご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。

令和〇年 元旦


謹んで新年のお慶びを申し上げます。

昨年は公私にわたり温かいお心遣いをいただき、心より感謝申し上げます。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

皆様にとって素晴らしい一年になりますよう、お祈り申し上げます。

令和〇年 元旦


取引先・ビジネス関係者へ

新年明けましておめでとうございます。

旧年中は格別のお引き立てをいただき、厚く御礼申し上げます。 本年も変わらぬご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。

貴社のますますのご発展と皆様のご健勝をお祈り申し上げます。

令和〇年 元旦


謹賀新年。

昨年は多大なるご尽力をいただき、誠にありがとうございました。 おかげさまで良い形でプロジェクトを締めくくることができました。

本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

令和〇年 元旦


同僚・後輩へ

あけましておめでとう!

昨年はいろいろとお世話になりました。 今年も一緒に頑張りましょう。 いい一年にしようね。

令和〇年 元旦


あけましておめでとうございます。

去年はたくさん助けてもらって本当に助かりました。 今年もよろしくお願いします!

令和〇年 元旦


友人・知人へ

あけましておめでとう。

昨年はなかなか会えなかったね。今年こそ一緒にご飯でも行こう。 元気でいてね。良い一年にしましょう。

令和〇年 元旦


新年おめでとう!

去年はいっぱいお世話になったね。ありがとう。 今年もどうぞよろしく!

令和〇年 元旦


親族・長年の知人へ

謹んで新年のお慶びを申し上げます。

おかげさまで家族一同つつがなく新年を迎えることができました。 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

皆様のご多幸をお祈り申し上げます。

令和〇年 元旦


子どもがいる家庭への一言添え

上記の文章の後に一行添えると温かみが増します。

お子さんのご健やかなご成長をお祈りしております。

お子さんはもう歩けるようになったかしら?また遊びに伺いますね。


形式とマナー

表現の格式

年賀状の挨拶文には「格式の高さ」があります。送る相手に合わせて使い分けましょう。

表現 格式 使う場面
謹賀新年 最も高い 目上の方、改まった取引先
恭賀新年 高い 改まった相手、ビジネス
新年明けましておめでとうございます 標準 一般的なビジネス・知人
あけましておめでとうございます 普通 同僚・友人
あけおめ! カジュアル 親しい友人のみ

避けたい表現

  • 「去年」は使わない → 「旧年」「昨年」が正式
  • 「ますます」の二重使い → 「ますますご発展」は問題ないが「ますます益々」はNG
  • 元旦に「元旦の朝」は重複 → 「元旦 = 1月1日の朝」なので、「元旦の朝」とは書かない

手書きメッセージの添え方

印刷した年賀状でも、一言手書きで添えると印象が格段に良くなります。

「今年もよろしくお願いします!」 「〇〇の件ではお世話になりました」 「またゆっくり話しましょう」

ボールペンより万年筆や筆ペンで書くと、より丁寧な印象になります。


関連する季節の挨拶

シーン 時期
寒中見舞い 1月8日〜2月4日頃(松の内を過ぎたあと)
余寒見舞い 2月4日(立春)以降
喪中の方への返信 年賀状の代わりに寒中見舞いで

年賀状が遅れてしまった場合は「松の内(1月7日)」を過ぎたら「寒中見舞い」に切り替えましょう。「年賀状が遅くなってしまいましたが……」と年賀状として送るのは失礼にあたります。


SNS・メールでの年賀メッセージ

紙の年賀状に加え、SNSやメールで新年の挨拶を送る機会も増えています。相手との関係に合わせて使い分けましょう。

ビジネスメール(元日以降の営業再開時)

件名:新年のご挨拶 / 〇〇株式会社 〇〇

〇〇様

新年明けましておめでとうございます。 旧年中は格別のお引き立てをいただき、誠にありがとうございました。

本年もより一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。 また本年も変わらぬおつき合いのほど、よろしくお願いいたします。

〇〇株式会社 〇〇部 〇〇 〇〇


SNS・メッセージアプリ(友人・知人向け)

あけおめ!今年もよろしく。いい一年にしようね。

新年おめでとうございます。今年もお互い頑張りましょう!近いうちにまた会いたいですね。


年賀状を出さない選択をするとき

近年、年賀状じまいをする方が増えています。長年出し続けた相手に「今年で年賀状を終わりにする」と伝えるときの文例です。

年賀状じまいの文例

謹賀新年。

毎年変わらぬお心遣いをいただき、誠にありがとうございます。 誠に勝手ながら、今年をもちまして年賀状のご挨拶を最後とさせていただきたく存じます。

今後はメールやSNS等でのご連絡に切り替えさせていただきますが、 変わらぬご縁を大切にしていきたいと思っております。

何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。 皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

令和〇年 元旦


よくあるNG表現と改善例

NG表現 改善例 理由
「元旦の朝」 「元旦」のみ 元旦 = 1月1日の朝。二重表現になる
「去年は」 「旧年は」「昨年は」 「去る」という字が含まれ不吉とされる
「明けましておめでとうございます」の後に「謹賀新年」 どちらか一方を使う 意味が重複する
「新年あけましておめでとうございます」 「新年おめでとうございます」または「明けましておめでとうございます」 「新年」と「明ける(年が)」が重複

年賀状は一年に一度、相手を思いながら書くことに意味があります。定型文に少し手書きの一言を添えるだけで、受け取った相手の印象は大きく変わります。

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