文例集

働き方改革に関する社内通知文

働き方改革に関する社内通知文
ビジネス文書場面: 制度変更更新日: 2026年3月28日
場面: 制度変更
関係性: 人事・総務部→全社員

場面の概要

働き方改革に関する社内通知文は、制度の内容・対象者・適用日・問い合わせ先の4点を明確にすることが求められます。

法改正や経営判断に基づく変更の場合、背景・目的を簡潔に説明することで、社員の理解と協力を得やすくなります。社内通知文は記録として残るため、口語的な表現は避け、簡潔・正確・読みやすい文体を意識します。


文例集

文例1:フレックスタイム制の導入通知

〔社内通知〕フレックスタイム制の導入について

人事部

令和〇年〇月〇日

各部署 部門長・社員各位

標記の件につきまして、下記の通りご通知いたします。

このたび、社員の多様な働き方を支援し、生産性の向上および仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)の実現を目的として、フレックスタイム制を導入することといたしました。

1. 適用対象 全社員(管理職を除く)

2. 適用開始日 〇年〇月〇日(〇曜日)より

3. 制度概要

  • コアタイム:10:00〜15:00(必ず勤務すべき時間)
  • フレキシブルタイム:7:00〜10:00、15:00〜21:00(自由に設定可)
  • 精算期間:月単位(所定労働時間の合計を満たすこと)

4. 手続き 毎月〇日までに翌月の勤務計画を所属長へ提出のこと。

5. 注意事項

  • 勤怠管理システムへの打刻は従来通り行うこと
  • コアタイム中の外出・早退は事前に所属長の承認を得ること

詳細は〇月〇日配布の「フレックスタイム制 運用ガイドライン」をご確認ください。

ご不明な点は人事部(担当:〇〇、内線:XXXX)までお問い合わせください。

以上


文例2:残業時間上限規制の周知

〔社内通知〕時間外労働の上限管理強化について

総務・人事部

令和〇年〇月〇日

全社員の皆様へ

働き方改革関連法の趣旨を踏まえ、時間外労働の適正管理を強化いたします。

■ 月間残業時間の上限 原則として月45時間、年間360時間以内(労使協定の範囲)

■ 特別条項適用時 繁忙期は特別条項を適用しますが、単月100時間未満・複数月平均80時間以下を厳守します。

■ 管理方法の変更(〇月〇日より)

  • 月25時間超:所属長がアラート確認・本人面談
  • 月35時間超:人事部へ報告・改善計画提出
  • 月45時間超:原則禁止。止むを得ない場合は事前承認制

■ ノー残業デーの設定 毎週水曜日を「ノー残業デー」とします。当日は19:00までに退出すること。

業務効率化のご提案があれば、総務部まで随時ご連絡ください。 皆さんのご理解・ご協力をお願いいたします。

総務・人事部 〇〇


文例3:年次有給休暇取得義務化の通知

〔通知〕年次有給休暇の計画取得について

人事部

令和〇年〇月〇日

社員各位

労働基準法の改正により、年次有給休暇が〇日以上付与されている社員は、そのうち〇日以上を確実に取得することが義務付けられています。

これに伴い、以下の通り計画取得の仕組みを導入いたします。

1. 取得義務日数: 年間5日(年度内)

2. 管理方法

  • 各自の取得状況は人事システムで随時確認可能
  • 年度末(〇月〇日)時点で義務日数未達の場合、所属長と協議の上、速やかに取得計画を策定すること

3. 取得推奨期間 夏季(7月・8月)および年末年始(12月・1月)に集中取得を推奨します。

有給休暇は皆さんの権利です。積極的にご活用ください。

人事部 〇〇(内線:XXXX)


社内通知文の書き方マナー

基本構成

  1. タイトル:「〔社内通知〕〇〇について」
  2. 発信部署・日付:右寄せ
  3. 宛先:社員全員 or 対象部署
  4. 本文(「記」の後):番号付き・箇条書きで読みやすく
  5. 担当・問い合わせ先:「以上」で締め

よくある失敗

NG OK
「なるべく残業を減らしてください」 「月〇時間以内を厳守すること」と数値で明示
適用対象が曖昧 「全社員(管理職除く)」と明確に
施行日が書いていない 「〇月〇日(〇)より適用」と必ず記載
問い合わせ先がない 担当者名・内線・メールを記載
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