見積もり依頼メールで大切なこと
見積もり依頼メールは、商談の第一歩となる重要なメールです。相手が正確な見積もりを出せるよう、必要な情報を漏れなく伝えることが最大のポイントです。
依頼内容が曖昧だと先方に確認の手間をかけ、見積もり精度も下がります。数量・仕様・納期・配送条件などを具体的に記載しましょう。
例文パターン
パターン1:初めての取引先への見積もり依頼
件名:【見積もりご依頼】○○の製造委託について
株式会社△△ 営業部 ○○様
突然のご連絡をお許しください。 株式会社□□ 購買部の鈴木と申します。
貴社のウェブサイトを拝見し、○○製品の品質に大変魅力を感じてご連絡いたしました。 つきましては、下記の通り見積もりのご依頼をお願いしたく存じます。
依頼内容
- 品名:○○部品(型番:XXX-000)
- 数量:1,000個
- 仕様:添付の仕様書をご参照ください
- 納入場所:弊社埼玉倉庫
- 希望納期:2026年5月末日
添付に仕様書と参考図面を同封しております。 ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
お忙しいところ恐れ入りますが、2026年4月10日までにご回答いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。
株式会社□□ 購買部 鈴木 一郎 TEL:03-XXXX-XXXX Email:suzuki@□□.co.jp
パターン2:既存取引先への追加発注見積もり依頼
件名:見積もりご依頼(○○追加分)
○○商事株式会社 営業部 山田様
いつもお世話になっております。□□株式会社の田中です。
先日納品いただいた○○について、追加で発注を検討しており、 改めて見積もりをお願いしたく連絡しました。
依頼内容
- 品名:前回同様の○○(品番:ABC-123)
- 数量:前回(500個)から 800個 に増量
- 納期:2026年6月上旬を希望
前回と仕様・配送条件は変わりありません。 数量増量による単価変更がある場合はご教示ください。
お手すきの際にご確認いただけますと幸いです。 よろしくお願いいたします。
パターン3:複数社への相見積もり依頼
件名:【相見積もりご依頼】印刷物制作について
○○印刷株式会社 ご担当者様
株式会社△△ 広報部の佐藤と申します。
この度、弊社の会社案内パンフレットの制作・印刷についてご相談したく、 見積もりのご依頼をお送りしております。 なお、本件は複数社に相見積もりをお願いしていることをあらかじめご了承ください。
制作仕様
- 用途:会社案内パンフレット
- 仕上がりサイズ:A4 8ページ(中綴じ)
- 部数:3,000部
- カラー:フルカラー(表紙コート加工希望)
- 納期:2026年5月15日
デザインデータはこちらで用意いたします(PDF入稿)。 印刷・製本・梱包・弊社への配送費用を含めた総額でご提示ください。
ご回答期限:2026年4月5日
ご多用の折お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。
送るときに気をつけたいこと
件名に「見積もり依頼」を明記する 「ご相談」などの曖昧な件名だと、先方が優先度を判断しにくくなります。件名で用件を明確にしましょう。
回答期限は必ず設定する 「お手すきのときに」では見積もり回収のスケジュールが立てられません。自社の決裁・発注スケジュールから逆算して具体的な日付を記載します。
仕様書・図面は添付する 口頭説明だけでは誤解が生まれます。仕様書や参考図面があれば必ず添付し、メール本文にも「別紙をご参照ください」と記載します。
相見積もりの場合は正直に伝える 競合他社への依頼を隠すのはマナー違反です。「複数社に依頼しています」と明記することで、先方も誠実に対応できます。
やってしまいがちなNG例
ご担当者様、例の件の見積もりをお願いします。なるべく早めにお願いします。
問題点:「例の件」では何の見積もりかわかりません。「なるべく早め」では回答期限が不明です。先方は確認の返信を送らざるを得ず、双方の手間が増えます。
