こんなとき、どう書く?
異業種交流会の後、名刺交換した相手にフォローメールを送る人は少数派です。だからこそ、きちんと送ること自体が差別化になります。
フォローメールを送るベストなタイミングは交流会の翌日〜2日以内。時間が経つと「誰だっけ?」となり、印象が薄れます。
フォローメールの目的を明確にする
| 目的 | 文面のトーン |
|---|---|
| 次回の打ち合わせにつなげたい | 提案・依頼寄り |
| 繋がりを維持しておきたい(将来に向けて) | 挨拶・近況共有寄り |
| 相手のサービスに興味がある | 質問・問い合わせ寄り |
| 自分のサービスを知ってもらいたい | 自己紹介・提案寄り |
目的によって書き方が変わります。「とりあえず送る」フォローは相手にも伝わるので、目的を決めてから書きましょう。
ケース別の文例
ケース1:繋がりを維持するシンプルなフォロー
件名:昨日はありがとうございました(〇〇交流会 / 〇〇社 〇〇)
〇〇様
昨日の〇〇交流会にてお名刺を頂戴しました、〇〇株式会社の〇〇と申します。
お話しする機会をいただき、ありがとうございました。 〇〇様のお仕事についてのお話がとても印象的で、久しぶりに刺激を受けた気がしました。
またどこかでお会いできることを楽しみにしております。 もしよろしければ、引き続きSNSでも繋がれたら嬉しいです。
今後ともよろしくお願いいたします。
〇〇株式会社 〇〇部 〇〇 〇〇 メール:xxxx@xxxx.co.jp LinkedIn:(あれば)
ケース2:次回の打ち合わせを提案したい場合
件名:〇〇交流会でのご挨拶のお礼とご提案 / 〇〇株式会社 〇〇
〇〇様
昨日の〇〇交流会でお話しさせていただきました、〇〇株式会社の〇〇でございます。 短いお時間ではありましたが、貴重なお話をいただき誠にありがとうございました。
ご紹介いただいた〇〇のお取り組みが大変興味深く、弊社のビジネスとの接点も感じております。
もしよろしければ、改めて一度お時間をいただき、詳しくお話をお聞きできればと思います。 30分程度のオンラインでも構いませんので、ご都合の良いタイミングをお知らせいただけますでしょうか。
お忙しいところ恐れ入りますが、よろしくお願いいたします。
〇〇株式会社 〇〇部 〇〇 〇〇 Tel:03-XXXX-XXXX メール:xxxx@xxxx.co.jp
ケース3:共通の話題があった場合(印象を強める)
件名:昨日お話しした〇〇の件で(〇〇交流会 / 〇〇株式会社 〇〇)
〇〇様
昨日の〇〇交流会でお名刺をいただきました、〇〇株式会社の〇〇と申します。
会場で「〇〇についてはどう思いますか?」という話題で盛り上がりましたね。あの後も少し考えていたのですが、〇〇の観点は確かに面白いと思いました。
引き続き情報交換できたら嬉しいです。 ご興味があればぜひまた話しましょう。よろしくお願いいたします。
〇〇株式会社 〇〇部 〇〇 〇〇
ケース4:相手のサービスに興味がある場合
件名:〇〇サービスについてお伺いしたく(〇〇交流会 / 〇〇株式会社 〇〇)
〇〇様
昨日の〇〇交流会でご挨拶させていただきました、〇〇株式会社の〇〇でございます。
ご紹介いただいた〇〇のサービスについて、弊社でもご活用できる場面があるかもしれないと感じております。
もしよろしければ、資料や事例などをお送りいただけますと幸いです。 また、機会があれば詳しくお話をお聞かせいただければと思います。
ご検討いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。
〇〇株式会社 〇〇部 〇〇 〇〇 Tel:03-XXXX-XXXX
失敗しがちなポイント
| NG | OK | 解説 |
|---|---|---|
| 「先日はどうも」(件名が曖昧) | 「〇〇交流会でのご挨拶 / 〇〇株式会社 〇〇」 | いつ・どこで会ったかを件名に入れる |
| 自社サービスの説明を長々と書く | 挨拶→お礼→次のアクション提案のみ | 最初のメールは「売り込み」にしない |
| 「ご興味があればご連絡ください」(待ち) | 「〇〇について一度お話しできますか?」(能動的) | 返信しやすいようにボールを渡す |
| 「弊社にとって有益だと思い」 | 「〇〇様のお取り組みに関心を持ちまして」 | 相手目線に立った表現にする |
応用パターン
件名の書き方バリエーション
交流会フォローメールの件名は「誰から何の目的で来たか」がひと目でわかることが大切です。
「〇〇交流会でご挨拶させていただいた〇〇(〇〇社)です」 「〇月〇日の〇〇イベントにてお名刺を頂戴しました」 「〇〇についてのお話が印象的で(〇〇交流会 / 〇〇社 〇〇)」
フォローメールを出すべきか迷ったら
「5秒でも会話した相手には出す」くらいの気持ちで送って大丈夫です。丁寧すぎるフォローを迷惑に感じる人は少なく、むしろ丁寧な印象として残ります。ただし、セールス色が強すぎるメールは警戒されることもあります。
2回目以降のフォローアップ
1通目のフォローメールで返信がない場合、どうすべきか迷う人が多いですが、1〜2週間後に1回だけ送るのが限度です。
返信がなかった場合の2回目メール
件名:先日のご挨拶の件、改めてご連絡いたします(〇〇株式会社 〇〇)
〇〇様
先日の〇〇交流会でご挨拶させていただいた、〇〇株式会社の〇〇です。 先日はメールをお送りしましたが、ご多忙の折、ご覧になれていないかもしれないと思い、改めてご連絡いたしました。
もし何かお役に立てることがあれば、ぜひお声がけください。 今後ともよろしくお願いいたします。
2回目でも返信がなければ、それ以上の追いかけは逆効果です。「いつかの機会に」と気持ちを切り替えましょう。
繋がりを長く保つコツ
名刺交換から半年〜1年後、ふと連絡が来ると嬉しいものです。「業界のニュースを見てふと思い出して」「先日のイベントでまた会いましょう」といった軽いきっかけでも構いません。人脈は送り続けるより、タイミングよく思い出してもらえる存在になることが大切です。
