法事のお礼状を出すタイミングと方法
法事が無事に終わったら、参列いただいた方へのお礼を速やかに伝えましょう。
| タイミング | 方法 | 目安 |
|---|---|---|
| 法要当日・翌日 | 口頭・電話 | 来てくれた感謝を直接伝える |
| 法要後1〜2週間以内 | 葉書・封書 | 改まったお礼は書面で |
| 遠方・お忙しい方 | メール + 品物(引き出物) | 礼状と引き出物を一緒に送る |
会食の席でお礼を伝えた場合も、正式なお礼状を別途送るのが丁寧です。
お礼状の例文集
例文1: 正式なお礼状(封書・葉書・縦書き向け)
謹啓
先日は亡父○○の一周忌法要にご参列いただきまして 誠にありがとうございました
おかげさまで無事に法要を終えることができました
ご多忙の折 遠路ご足労いただきましたこと 心より御礼申し上げます
当日は略儀ながらご挨拶申し上げましたが 改めて書中にてお礼申し上げます
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます
敬具
施主 ○○○○
例文2: 四十九日法要のお礼状(法要直後に出す場合)
謹啓
先日は亡母○○の四十九日法要にお越しいただきまして 誠にありがとうございました
お陰をもちまして 滞りなく法要を終えることができました 故人もさぞかし喜んでいることと存じます
ご遠方よりご参列いただきましたご厚情に 深く感謝申し上げます
今後とも故人の生前同様 変わらぬお付き合いのほどよろしくお願い申し上げます
敬具
施主 ○○○○
例文3: 取引先・目上の方へのお礼状(フォーマル)
拝啓
先日は亡祖母の三回忌法要にご多用中ご参列くださいまして 誠にありがとうございました
生前ご縁のございました皆様にお集まりいただき 故人もきっと喜んでいることと思います
略儀ではございますが 書中をもちましてご参列のお礼を申し上げます
今後ともよろしくお願い申し上げます
敬具
○○○○(施主)
例文4: 親族・知人へのメール文(比較的カジュアル)
件名: 法要のお礼(○○の三回忌)
○○様
先日は父の三回忌法要にお越しいただき、ありがとうございました。
お陰さまで無事に法要を終えることができました。改めてお礼を申し上げたく、メールにてご連絡いたします。
遠い中をお越しいただいたこと、また温かいお言葉をかけてくださったこと、父も大変喜んでいたと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
施主 ○○○○
例文5: 引き出物(返礼品)を後送する場合の添え状
○○様
先日は○○の法要に際しまして ご多忙のところをご参列いただきまして 誠にありがとうございました
お陰をもちまして 滞りなく法要を終えることができました
ご案内と引き出物のお届けが法要後になりましたこと お許しください
心ばかりの品ではございますが どうぞお受け取りください
今後ともよろしくお願い申し上げます
施主 ○○○○
形式のポイント
礼状に含めるべき内容
- いつの・誰の法要か(「先日の亡父の三回忌」など)
- 法要が無事終わったこと(「滞りなく法要を終えることができました」)
- 参列への感謝(遠方・ご多忙にもかかわらずの来訪に対して)
- 故人への思い(「故人も喜んでいると存じます」)
- 今後のお付き合いへの一言
書面と品物を一緒に送る場合
引き出物・お供え返しを後送する場合は、品物と一緒に礼状(添え状)を同封します。添え状は簡潔なもので十分です。
礼状に「句読点なし」は必要か?
お礼状は弔事側の文書なので、正式な書面では句読点なしが正統です。ただし近年はメールや略式の手紙では句読点ありが普通になっており、相手との関係性に応じて使い分けで問題ありません。
注意点
- お礼状は法要から2週間以内には出しましょう
- 「重ね重ね」「度々」等の忌み言葉を避ける
- 「ご愁傷様でした」は施主側(贈る側)には使わない表現なので注意
- 遠方の方や高齢の方には電話でも一本入れると喜ばれます
