文例集

お盆の法事案内状

お盆の法事案内状
冠婚葬祭場面: お盆の法事更新日: 2026年3月28日
場面: お盆の法事
関係性: 施主→親族・関係者

初盆と通常のお盆、何が違う?

お盆の法事案内状を送るとき、まず初盆(新盆)通常のお盆かで文面が変わります。

区分 内容 案内の規模
初盆(新盆) 亡くなって初めて迎えるお盆。故人の魂が初めて家に帰ってくるとされる 丁寧・親族以外にも声をかけることが多い
通常のお盆 2回目以降。家族・近親者中心に営むことが多い 略式・少人数でもよい

初盆は特に重視されるため、案内状も正式なものを封書で出すのが一般的です。


こんなとき、どう書く?

ケース1: 初盆(新盆)の法要案内——封書・葉書

謹啓

先日は亡夫○○の葬儀に際しましてご丁重なるお心遣いを賜り 誠にありがとうございました

さてこのたび初盆を迎えるにあたり 亡夫の初盆供養を下記の通り執り行いたく存じます

ご多忙の折ではございますが 是非ご参列くださいますようお願い申し上げます

敬具

日時 ○年○月○日(○)午前○時〜

場所 ○○寺    ○○県○○市○○町○丁目○番    電話 ○○○-○○○○

なお法要後 粗飯の席をご用意しております

お手数ながら○月○日(○)までに出欠のご連絡をいただけますと幸いでございます

施主 ○○○○ 連絡先 ○○○-○○○○


ケース2: 初盆を自宅で行う場合(少人数・親族向け)

拝啓

先日は○○の葬儀に際しまして 温かいご配慮をいただきありがとうございました

おかげさまでこのたび初盆を迎える運びとなりました つきましては左記の通り初盆供養を営む予定です ご参列いただければ幸いです

拝具

日時 ○年○月○日(○)午後○時〜 場所 ○○の自宅(○○市○○町○-○)

法要後 簡単ではございますがお食事をご用意する予定です

ご連絡は○月○日(○)までにお願いいたします

施主 ○○○○ 電話 ○○○-○○○○


ケース3: 通常のお盆供養の案内(2年目以降・家族・親族へのメール)

件名: お盆の供養についてご連絡

○○様

毎年恒例のお盆供養のご案内です。

今年も下記の日程でお盆の法要を執り行います。お時間があればぜひご参加ください。

日時: ○年○月○日(○)午前○時〜 場所: ○○寺(○○市○○町○-○) 会食: 法要終了後、近くのお食事処にて(○名ほどを予定)

ご都合のほど、○月○日(○)までにお知らせください。 毎年のことですが、よろしくお願いします。

○○より


ケース4: 初盆のご案内と「お参りだけでも」の一言(親しい間柄)

○○さん

おかげさまで父の初盆を迎えることができました。○月○日(○)の午後から、自宅でお坊さんを呼んでこじんまりと法要を行います。

正式なお招きというわけではないのですが、お時間があればお参りだけでもしていただけたら嬉しいです。改めてのご案内でなくてすみませんが、気が向いたらぜひ来てください。

日時: ○月○日(○)午後○時〜 場所: 自宅(○○市○○町○-○)

○○より


形式とマナー

「初盆」と「新盆」どちらを使う?

地域や宗派によって呼び方が異なります。

呼び方 主な地域・使い方
初盆(はつぼん) 全国的に通用する。略式のメールにも使いやすい
新盆(にいぼん / あらぼん) 主に関東地方。封書の文語調にも使われる

どちらも内容は同じです。地域の慣習に合わせて使い分けてください。

お盆の時期と法要の日程

地域 お盆の時期
関東・東北の一部 7月13〜16日(旧暦盆)
全国(多数) 8月13〜16日(月遅れ盆)
沖縄・南西諸島 旧暦7月(年によって変動)

法要は13日(迎え盆)か14〜15日(盆中)に行うことが多いです。

案内状を送る範囲と時期

  • 初盆: 葬儀の参列者・生前に交流があった方。発送は2〜3週間前が目安
  • 通常のお盆: 近親者・ごく親しい方のみ。電話やメールでも十分

送ったあとのフォロー

案内状に返信がない場合は、締切日直前に電話やメッセージで確認するとスムーズです。

また、初盆には**「御仏前」「御供物料」**をいただくことがあります。お返し(香典返し)の準備も法要前に済ませておきましょう。

目安: いただいた金額の半額〜3分の1相当の品物(消えもの)が一般的です。

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