文例集

副業・兼業の相談メール(上司宛)

副業・兼業の相談メール(上司宛)
ビジネスメール場面: 副業申請・兼業許可の相談更新日: 2026年3月28日
場面: 副業申請・兼業許可の相談
関係性: 部下→上司

副業相談メールを送る前に確認すること

上司への副業相談メールを送る前に、まず自社の就業規則を確認することが大切です。会社によっては事前申請制(届け出れば原則OK)、許可制(審査あり)、禁止(例外的に認める)など、対応が異なります。

送信前の確認ポイント

  • 就業規則に副業・兼業に関する条項があるか
  • 申請書類や届け出の様式が定められているか
  • 申請ルートは上長経由か人事部直接か

書面での申請が必要な場合も、まずメールで相談の意向を伝え、上司と話すきっかけを作るのが自然なアプローチです。


よくある疑問

Q. メールより先に口頭で相談した方がいい?

急ぎでなければ「口頭で相談 → メールで内容をまとめて送る」の順が、証拠・記録として残る点でも好ましいです。ただし、上司が多忙な場合はメールで先に意向を伝えることも有効です。

Q. 副業の内容を詳しく伝える必要がある?

利益相反や機密漏えいのリスクがないことを示すために、ある程度の概要を伝えるのが誠実です。「何をするかを隠している」という印象を与えると審査が不利になることもあります。

Q. 本業への影響がない旨は必ず書くべき?

必ず書きましょう。上司が最も懸念するのは「本業の支障になるかどうか」です。具体的に「業務時間外(平日夜・休日)に行う」「勤務時間中は一切行わない」と明記することで不安を和らげます。


場面別の文例

ケース1:副業の許可申請(一般的な内容)

件名:副業に関するご相談 / 〇〇部 〇〇

〇〇部長

お疲れ様です。〇〇部の〇〇です。

折り入ってご相談があり、メールにてご連絡いたしました。

このたび、業務時間外に個人としてライティングの副業を始めたいと考えております。具体的には、Webメディアの記事執筆を受注する形で、平日の夜間と土日に作業を予定しています。

弊社の就業規則では副業に関して事前申請が必要とあり、部長にまずご相談の上で手続きを進めたいと思い、ご連絡いたしました。

本業への影響が生じないよう、作業は完全に業務時間外に限定いたします。また、業務上知り得た情報の使用や、競合他社との取引は一切行いません。

もしよろしければ、一度お時間をいただきお話しさせていただけますでしょうか。ご都合の良い日時を教えていただければ幸いです。

よろしくお願いいたします。

〇〇部 〇〇 〇〇 内線:〇〇〇 E-mail:xxxx@xxxx.co.jp


ケース2:フリーランス活動の兼業申請

件名:兼業(フリーランス活動)についてのご相談 / 〇〇

〇〇マネージャー

お世話になっております。〇〇の〇〇です。

表題の件についてご相談申し上げたく、ご連絡いたします。

私事ではございますが、これまで社内で培ってきた〇〇のスキルを活かし、休日に個人として〇〇分野のフリーランス活動を行いたいと考えております。

活動の概要は以下のとおりです。 ・内容:〇〇(デザイン制作・コンサルティング等) ・時間:土日・祝日のみ(平日の業務時間には一切行いません) ・規模:月数件程度、小規模なもの ・取引先:弊社の競合・取引先とは重複しない先のみ

就業規則の確認のほか、今後の審査が必要と理解しておりますが、まず部長のご意見を伺いたく、ご面談の機会をいただけましたら幸いです。

勝手なお願いで恐縮ですが、ご検討のほどよろしくお願いいたします。

〇〇部 〇〇 〇〇


ケース3:継続中の副業を事後申告する(後から発覚を防ぐため)

件名:副業の事後届け出についてご相談 / 〇〇

〇〇部長

お疲れ様です。〇〇の〇〇です。

相談事があり、メールにてご連絡いたします。

実は昨年より、個人的に〇〇の副業を行っておりました。社内規則を事前に確認すべきところを怠り、また早期にご相談すべきところを失念してしまったことを深く反省しております。

先日、就業規則を改めて確認したところ、事前申請の必要があることを認識しましたので、遅ればせながら部長にご相談し、正規の手続きを踏みたいと思いメールをお送りしました。

副業の内容は〇〇で、本業とは競合しない分野です。業務時間外のみで行っており、本業に支障はきたしておりません。

大変恐縮ですが、一度ご面談の機会をいただけますでしょうか。ご指示に従って適切に対応いたします。

〇〇部 〇〇 〇〇


申請が通りやすいメールの共通点

ポイント 説明
本業優先を明確にする 「業務時間外のみ」「本業に支障はない」を文面に明記
競合・情報漏洩リスクがないことを示す 取引先や業種が重複しないことを説明する
就業規則を確認済みであることを示す 規則を理解した上での申請だという誠実さが伝わる
面談を求める 一方的な通知ではなく、相談・対話のスタンスをとる
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